2013年3月アーカイブ

アイホーム市川まつひ台（有料老人ホーム）では毎日の食事の前に「口腔体操」を行っています。

「口腔体操」とは、口や口の周りの筋肉を動かし、食事をスムーズに食べるための準備体操です。

普段、何気なく行っている「食事」という行為ですが、実は複雑な動きの繰り返しであり、食物を口に運び、噛み砕き、食道を通って胃に運ぶという動きを繰り返し行っています。

その行為を事前に準備体操として行う事により、食事によるムセ（誤嚥）を防ぐ事が目的です。

5分程の体操ですが、以前は小さく刻んだ食事しか食べられなかった方が、普通の食事を摂る事ができるようになったり、飲み物を飲む時のムセが無くなったりと、徐々に効果も表れてきています。 

普通の食事が摂れることの喜びと共に、誤嚥による肺炎も防げる大切な体操であり、健康で快適な生活を送って頂くために、これからも毎日行っていきます